第19回 ニジンスキー・ガラ 1993年6月27日（日） 第19回 ニジンスキー・ガラ 1993年6月27日（日）
このプログラムは1993年のイヤーブックを参照しています。
挨拶 :
Prof. アウグスト・エヴァーディンク(バイエルン州立歌劇場監督)
Dr. クリスティナ・ヴァイス ( Praeses der Kulturbehoerde der Freien und
Hansestadt Hamburg )
ナタリア・マカロワ
指揮 : ヴェロ・ペーン、グレゴール・ビュール
演奏 : フィルハーモニッシュ・シュターツオーケストラ
アルト : エヴァ・マリア・テルソン
ヴァイオリン : Peter Zazovsky
チェロ : トーマス・ティラック
ピアノ : マルコ・アントニオ・デ・アルメイダ、フォルカー・バンフィールド
| I | ||
デジール より 抜粋 |
音楽 ： アレクサンドル・スクリャビン 振付 : ジョン・ノイマイヤー 初演 : 1973年9月9日、ハンブルク・バレエ、ハンブルク created for : ヴィオレット・ヴェルディ、 Jean Pierre Bonnefous 初演時のダンサー : マリア・エグレフスキー、Salvatore Aiello ピアノ : マルコ・アントニオ・デ・アルメイダ |
リン・チャールズ フランソワ・クラウス* *ベルン市劇場バレエ監督 |
ダフニスとクロエ より パ・ド・ドゥ |
音楽 : モーリス・ラヴェル 振付 : ジョン・ノイマイヤー 衣裳 : ユルゲン・ローゼ 初演 : 1972年1月2日、フランクフルト・バレエ、オペラハウス ハンブルク初演 : 1973年10月18日、ハンブルク・バレエ、ハンブルク州立オペラ座 オーストリア初演 : 1983年1月22日、ウィーン州立オペラ座バレエ 初演時のダンサー : マリアンヌ・クルーズ、トルーマン・フィニー |
Christine Gaugusch Christian Musil ウィーン州立オペラ座バレエ |
| モーツァルトの窓: アロイジア - コンスタンツェ より彼らと共に創作された パ・ド・ドゥ |
音楽：マックス・レーガー、ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン 振付：ジョン・ノイマイヤー 初演：1991年4月19日、ハンブルク・バレエ、ハンブルク州立オペラ座 ピアノ：フォルカー・バンフィールド チェロ：トーマス・ティラック |
ステファニー・アルント & ジャン・ラバン シャンタル・ルフェ-ヴル & エリック・ミオ |
| ゼンツァーノの花祭り より パ・ド・ドゥ |
音楽：エドヴァルト・ヘルステッド、ホルガ-・シモン・パウリ 振付：オーギュスト・ブルノンヴィル 初演：1859年12月19日、王立デンマーク・バレエ、コペンハーゲン |
ヘンリエット・ムース ロイド・リギンズ 王立デンマーク・バレエ |
| ペール・ギュント より パ・ド・ドゥ |
音楽：アルフレッド・シュニトケ 振付：ジョン・ノイマイヤー 衣裳：ユルゲン・ローゼ 初演：1989年1月22日、ハンブルク・バレエ、ハンブルク州立オペラ座 スウェーデン初演：1992年11月13日、王立スウェーデン・バレエ、ストックホルム 初演時のダンサー：ジジ・ハイアット、イヴァン・リスカ |
Johanna Bjoernson ヨラン・スヴォルベリ 王立スウェーデン・バレエ |
| マイ・ウェイ | 音楽：フランク・シナトラ 振付：ステファン・トス 初演：1989年6月27日、パルッカ・スクール・ドレスデン、ゼンパーオーパー |
ステファン・トス レイモンド・ヒルバート ドレスデン・バレエ |
お気に召すまま より パ・ド・ドゥ |
音楽：ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト 振付：ジョン・ノイマイヤー 衣裳：クラウス・へレンシュタイン 初演：1985年7月13日、ハンブルク・バレエ、ハンブルク州立オペラ フィンランド初演：1992年3月26日、フィンランド国立バレエ、ヘルシンキ 初演時のダンサー：リン・チャールズ、イヴァン・リスカ |
Susanna Vironmeaki Sampo Kivela フィンランド国立バレエ |
| 椿姫 より パ・ド・ドゥ |
音楽：フレデリック・ショパン 振付：ジョン・ノイマイヤー 衣裳：ユルゲン・ローゼ 初演：1978年11月4日、シュトゥットゥガルト・バレエ、グローセ・ハウス ハンブルク初演：1981年1月31日、ハンブルク・バレエ、ハンブルク州立オペラ座 初演時のダンサー：マルシア・ハイデ、エゴン・マドセン ピアノ： フォルカー・バンフィールド |
エリザベト・プラテル** イヴァン・リスカ ** パリ・オペラ座バレエ |
| ジゼル より パ・ド・ドゥ |
音楽：アドルフ・アダン 振付：ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー 初演：1841年6月28日、パリ・オペラ座バレエ 初演時のダンサー：カルロッタ・グリジ、ルシアン・プティパ |
シンシア・ハーヴェイ ギヨーム・グラファン アメリカン・バレエ・シアター |
| 原光 （Urlicht） |
音楽：グスタフ・マーラー 振付：ウィリアム・フォーサイス 初演：1976年11月18日、ノヴェール協会、シュトゥットゥガルト、大劇場 初演時のダンサー：アイリーン・ブラディ、ウィリアム・フォーサイス アルト：エヴァ・マリア・テルソン |
マーガレット・イルマン Graeme Mears カナダ国立バレエ |
ヴァスラフ より 抜粋 |
音楽：ヨハン・セバスチャン・バッハ 振付：ジョン・ノイマイヤー 初演：1979年7月21日、ハンブルク・バレエ、ハンブルク州立オペラ座 フランス初演：1980年10月31日、パリ・オペラ座バレエ 初演時のダンサー：パトリック・デュポン、Lucia Montagnon、エゴン・マドセン、コリーン・スコット、リン・チャールズ、Persephone Samaropoulo、ケヴィン・ヘイゲン、オイゲン・イヴァニクス、ロイ・ヴィエルツビッキ |
パトリック・デュポン アンナ・ポリカルポヴァ ドゥニ・フイエット ハンブルク・バレエ学校のテアター・クラスの学生たち |
| II | ||
| ジェフリーに*** ナウ・アンド・ゼン より 第二楽章 |
音楽：モーリス・ラヴェル 振付：ジョン・ノイマイヤー 衣裳：ザック・ブラウン 初演：1993年2月24日、カナダ国立バレエ、トロント ピアノ：フォルカー・バンフィールド |
カレン・ケイン & Graeme Mears マーガレット・イルマン & ジェレミー・ランソン カロリン・リチャードソン & Nils-Bertil Wallin カナダ国立バレエ |
| バーンスタイン - セレナーデ |
音楽：レオナード・バーンスタイン Serenade after Plato's "Symposium" for Solo-Violin, Strings, Harp and Percussion Five Anniversaries for Piano 振付：ジョン・ノイマイヤー 動く装置：ピーター・プレラー 衣裳：ジョン・ノイマイヤー 初演：1993年6月27日、第19回ニジンスキー・ガラ、ハンブルク・バレエ、ハンブルク州立オペラ座 ヴァイオリン：Peter Zazovsky ピアノ：マルコ・アントニオ・デ・アルメイダ |
へザー・ユルゲンセン & イヴァン・リスカ ジジ・ハイアット & ヤヌシュ・マゾン ベッティーナ・ベックマン& アンデルシュ・ヘルストレーム パトリック・ベッカー ハンブルク・バレエ・アンサンブル |
| III | ||
| バッハ組曲 2 より 一部 |
音楽：ヨハン・セバスチャン・バッハ 振付：ジョン・ノイマイヤー 初演：1980年5月18日、バイエルン州立バレエ、ミュンヘン ハンブルク初演：1981年6月28日、ハンブルク・バレエ、ハンブルク州立オペラ座 初演時のダンサー：ジョイス・クォーコ、Ulrich Busse |
クリスティナ・マクダーモット & Oliver Wehe**** エマニュエル・ブロンサン、 ラウラ・カッツァニガ、 ジョエル・アンリ、 キム・デイヴィッド・マッカーシー、 トミ・パッソネン ラディク・ツァリポフ ****バイエルン州立バレエ |
| ドン・キホーテ より 抜粋 |
音楽：リヒャルト・シュトラウス 振付：ジョン・ノイマイヤー 衣裳：マルコ・アルトゥーロ・マレーリ 初演：1979年7月18日、ハンブルク・バレエ、ハンブルク州立オペラ座 初演時のダンサー：マックス・ミディネット、ベアトリス・コルドゥア、ロイ・ヴィエルツビッキ |
ウラディミル・デレヴィアンコ ベアトリス・コルドゥア ケヴィン・ヘイゲン ハンブルク・バレエ学校のテアター・クラスの学生たち |
| 欲望という名の電車 より パ・ド・ドゥ |
音楽：アルフレッド・シュニトケ 振付：ジョン・ノイマイヤー 初演：1983年12月3日、シュトゥットゥガルト・バレエ、グローセ・ハウス ハンブルク初演：1987年4月30日、ハンブルク・バレエ、ハンブルク州立オペラ座 |
マルシア・ハイデ リチャード・クレイガン シュトゥットゥガルト・バレエ |
| オネーギン より パ・ド・ドゥ |
音楽：ピョートル・I・チャイコフスキー/カール・ハインツ・シュトルツェ 振付：ジョン・クランコ 衣裳：ユルゲン・ローゼ 初演：1965年4月13日、シュトゥットゥガルト・バレエ、グローセ・ハウス 初演時のダンサー：マルシア・ハイデ、レイ・バラ |
カルラ・フラッチ レックス・ハリントン***** *****カナダ国立バレエ |
| グスタフ・マーラーの 第五交響曲 より 第四、五楽章 |
音楽：グスタフ・マーラー 振付＆舞台美術：ジョン・ノイマイヤー 第四楽章“エピローグ”の初演：1975年7月8日、ABT、ニューヨーク 全曲の初演：1989年4月19日、ハンブルク・バレエ、ハンブルク州立オペラ座 ニューヨーク初演時のダンサー：ナタリア・マカロワ、エリック・ブルーン ハンブルク初演時のダンサー：ジジ・ハイアット、イヴァン・リスカ |
アンナ・グラブカ ガマル・グーダ ハンブルク・バレエ・アンサンブル |
*** ジェフリー・カークはハンブルク・バレエの第1ソリストで、バレエ学校でも教えていました。彼は1992年5月19日、エイズのため亡くなりました。
私がこうして死因まで書くのは、彼が亡くなる前に撮影されたドキュメンタリー番組があるからです。
“・・・の生と死（はっきりしたタイトルは忘れました）”というタイトルの30分ばかりの番組は、エイズが発症してからもその姿をありのままに見せ、淡々と生活していく様子をかつての彼のダンス・シーン、ノイマイヤー、ジジ・ハイアットのインタヴューを挟みながら進んできます。私は、大変重い内容ではあるのですが、どこかのTV局が放送してくれないだろうかと、NHKに投書したこともあります。
本当にいい番組なので多くの人に見ていただきたいと思っていますの。